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by ランチェスター戦略実践肉屋(有)まきば 桑原一成
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自分の中にて革命が起こりました!

 こないだのブログで「ガツンと一発」の記事を書かせて頂きました。

 あまり気になっている人いないと思いますが、一応結果報告です。

 実際は「コツンと二発」程度に留まりましたが実際に私が感じたことを率直に話しました。

 今まで、「遅くまで頑張ってくれている」とか「真面目に対応してくれている」という感謝の気持ちが強かったのと、あまり人にビシッと言うのが得意でない性格のため実際に口に出して指摘はしてきませんでした。

 しかし、あまりにも前回製造現場にて一緒に仕事をしたときの仕事への取り組み方が納得いかなかったので事務所にて自分の感じたことを率直にぶつけました。

 その仲間たちはもともとが素直で悪気も一切無い人たちです。

 今日の夕方、私が製造現場に助っ人にまた入ってみると、まったくと言っていいほど私語が無い。

 素直に言ったことを聞き入れてくれて黙々と作業に取り組んでいたのでした。

 普段も何度も現場に助っ人に入っている私です。

 いつもなら会話が飛び交っている(と同時に作業も中断している)ところが、無言でどんどん作業が進んでいるわけです。

 (これだよ!これ!この状態が理想なんだよ!)

 そこに私も加わり、作業をこなす速度は加速してゆきました。

 すると、驚くことに普段当たり前のように一番最後まで残業をしていたその仲間たちが、

 「あのぉ、仕事終わったんですけど・・・。他に何かあります?」

と、今まででは絶対にありえなかったことが起こったのでした。

 うすうす感じてはいましたが、単に仕事中に話をやめて黙々とこなせばこういう風に早く終われるんです。

 おそらく、普段の1時間~2時間くらい早く終わってしまった。

 今まではいったいなんだったの?って感じです。

 「お疲れ様、明日に備えて早く休んで!」

 彼らにソッコー帰宅してもらいました。

 そのとき同時にこう考えました。

 (なんでもっと早くこういうように改善できなかったんだろう?)

 そこには、

 「頑張ってくれているから注意するのは悪いな?」

とか

 「こういうことを言ったら相手を傷つけやしないか?」

と言う強すぎるくらいの気遣いがありました。

 それに注意して自分が嫌われやしないか、その後気まずくならないか?という自分を保護する考えがありました。

 まったくのいらない気遣いでした。
 いまさらながら当たり前ですが、何かを改善したいと思ったら自分からぶつかっていかんといけません。

 変な気遣いしてたら絶対に伝わるはず無いです。

「俺が頑張っている姿を見せたらその大変さ、頑張りに気づいてくれて、『一成さん、頑張っているから僕も頑張ろう!』って思ってくれやしないか」

という期待をしてました。

 そんなもの見せても、

「なんかよく分からんけどあの人仕事ばっかしてるなぁ。そんなに仕事すきなのか?」

とか、

「他に趣味無いのか?あの人は」

くらいにしか思われません。

 そう思うのが正常な人間です。

 逆に、自分の頑張りを見せて『ついてゆこう!頑張ろう!」なんて思う人間のほうがおかしいのです。

 そんな立派な人間は自分一人でもっとすごいことをしています。

 さて、製造現場の仲間たちが驚くほど早く帰宅した後、私はわが兄弟の次男と一緒に残りの作業を黙々とやっていました。

 この作業前に次男いわく、

 「ああぁ、この作業を終えるのにいったいどれだけ時間がかかるんだろう・・・」

と憂鬱そうでした。

 そこで私が手伝いを(というよりほぼすべて私がやりましたが・・・)。

 相手が憂鬱そうなことをなんの苦も無くサラリと終わらせるのに快感を覚えます。

 異次元のスピードでこなす私。

 「おい、次のやつ持って来い!」

 異次元スピードは続きます。

 「ハイハイ!次ぎいくぞ!早く持って来い!」

 まだ続きます。

 「ハイハイ次!エッ、もう後これしかないのか!少ねぇぞ!」

 このときある記憶がよみがえりました。

 (ちょっと話し長くなりますけどよかったら付き合ってね!)

 私が学生時代ファミレスでバイトしてたときのこと。

 そこは某洋食レストラン。

 私は厨房でフライパンを振ってました。

 その日は週末でお客さんがまったく引かない。

 どんどん洗物がたまってくる!

 しかし、厨房とホールに人が取られて洗物に手がつけられない。

 このままだと、食器は無くなるは、店の後片付けが終わるのも明け方近くになりそうな勢い。

 店長ほとほと困ってしまったが忙しすぎてどうしようもない。

 店長ちょっと泣きが入った様子。

 しかし、私はニコニコしながらその様子を見ていた。

 なぜか?

 それは、洋食レストランの前にステーキのファミレスでウォッシャー(洗い作業)担当だったから。

 自分で言うのもなんですが、そのときお店の社員さんからは「ウォッシャーのエース」と呼んでもらってました。

 当時ボクシングジムで日々鍛えていたこともあり、重労働もって来い!状態。

 もとウォッシャーのエースから見たらまだまだこの山のような洗物は許容範囲内。

 しかし、店長が「クワッチ頼むからもう洗物やってくれよぉ~(T-T)タノムヨー」と言われたのでいざ洗い物の現場へ。

 そのとき、私の洗ったものの片付け役として私と同い年であり親友であり高校時代からこのお店でバイトをしているI君が入った。

 ヨーイ!スタート!

 とにかく無駄な動き一切無しでとにかく洗う洗う洗う!

 それに負けじとI君、拭く、そろえる、片付ける。

 どんどん減ってゆく洗い物。

 ホールの女の子や他の人たちこれを見て爆笑。

 私もI君も何故かライバル意識むき出して洗う、拭く、片付ける。

 「おーい、洗い物少ないぞー!暇だぞー!もっと持ってこーい!」

 異次元のスピードにより、めっちゃ短時間でこの洗い物の山を片付けたのでした。



 この学生時代の思い出がよみがえったのでした。

 (もしかして、今まで気を使ってきたことて・・・、この程度のこと?)

 自分が一緒になってどんどんスピードアップに巻き込んでいけばいいだけのことじゃん。

 変に気遣いして、自分は営業だから現場は現場の人間に頑張ってもらわないといけない!頑張っている仲間に厳しいことは言いたくない!とかいろいろ思っていたことが、このバイト時代の記憶がよみがえったことで一気に解決した。

 これから自分で体当たりして一気に雰囲気を変えてやる!

 自分の中にて革命が起こりました。

by ma-ki-ba | 2015-04-03 21:52 | まきばのできごと
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